この日は一人行動。レンタカーで沖縄本島最北端の辺土岬へ。
鹿児島県与論島が見えるこの地に立つと誰もが、考えさせられる場所。
本土復帰を願いかがり火を炊いたという断崖絶壁の岬には、戦没者の名前がびっしり刻まれた本土復帰記念の石碑がありました。
この石碑のメッセージの一節が胸に突き刺さります。
「この碑は喜びを表明するためにあるのでもなく
ましてや勝利を記念するためにあるのでもない」
yanbaru
続いて、ヤンバルクイナ展望台へ。
手付かずの大自然が残るまさに野鳥の楽園。セミに匹敵する鳥の鳴き声がとにかく凄い!ヤンバルクイナには出会えませんでしたが、大自然のお家にお邪魔させてもらった気分です♪
最後に、「芭蕉布会館」に立ち寄りました。
芭蕉布を守ろうと、後継者を育てる場とともに見学も可能な施設。
芭蕉布で一枚の着物をつくるとすると気が遠くなるような時間と作業が続きます。原木(琉球糸芭蕉)20本から、糸の長さ16.5kmを紡ぎ、短い糸を22,000個結びます。数名の若い人たちが一心不乱に作業されていました。尊敬!そして、頑張ってください!!