デザイナーの野望を刺激するＬＥＤ照明

街はクリスマスのイルミネーションで美しく彩られていますね。
１０年くらい前にニューヨークに住んでいた時のこと。
ちょうど年末の時期で、マンハッタンはクリスマスのイルミネーション一色。
もちろん当時は電球オンリー。
フランス系スーパーブランドの全世界のショップデザインを手掛けているデザイナー
さんの話を思い出しました。
彼はＬＥＤが光の３原色Ｒ（赤）Ｇ（緑）Ｂ（青）が揃ったことで白表現が可能に
なったことを絶賛。
そこには電球にはない可能性を秘めていると。
夕方に向かう午後、白い雲にさす、日の光をＬＥＤで表現したいとのこと。
私は何度もその時刻あたりに、高層オフィスから見える光を見に足を運びました。
同じ白でも、３万色ある。色番号も何もない感覚的な世界。
自然界に存在する光を表現するなら、３万色でも足りないのかもしれません。
人は日の光にあこがれ、それに少しでも近づくために日々努力しているものかもしれませんね。

日本のＬＥＤのイルミネーションは、自然の光とは対極にある寒々しい青が多いような
気がしますが、さまざまな白を楽しむイルミネーションを見てみたいものです。
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