イタリアン・デザイン・デー 会場展示品レイアウト業務

イタリアン・デザイン・デー 会場展示品レイアウト業務

イタリア政府主催のデザインイベント「Italian Design Day」は毎年テーマがあり、世界の主要都市で開催されます。日本の都市・東京では毎年3月に開催されます。イベントの一環として、1階のエグジビジョンホールにてイタリアを代表する著名デザイナー1名にフォーカスし、歴代のプロダクトやデザインを展示し、その功績を讃える内容です。会場となる九段下・イタリア文化会館ビルはイタリア政府機関が運営しており、入館料無料で予約不要です。日本や地域に溶け込み、イタリア文化の理解を深めるための活動を行っている組織です。

2021年 アントニオ・チッテリオ展

アントニオ・チッテリオ展1


2021年に開催された「アントニオ・チッテリオ展 デザインとインダストリー」の」展示会場です。チッテリオ氏のプロダクトとデザインの展示レイアウトを手掛けました。緊急事態宣言中の開催とあり、仕切り壁を取り払い、密にならないよう展示構成と導線計画しました。チッテリオ事務所から提供されたスケッチと商品画像を年代順に編集し、パネル制作も担当しました。また、コロナ禍のため残念ながらチッテリオ氏ご本人の来日はかないませんでしたが、連動企画のイタリア、東京、大阪を中継で繋いだオンライントークショーではご本人が登場し、盛り上がりました。


アントニオ・チッテリオ展2


コロナ禍のため密を避けるため、仕切り壁を取り払い、一階エグジビジョンホール全体にプロダクトを配置しました。制作年代順にプリダクトを並べ回遊性を高めました。会期中に音楽イベントやトークショーが開催されたため、三密を避けながら、検温、アルコール消毒の場所の確保しました。移動可能なプロダクトを配置することで、エントランスから地階のコンサートホールに繋がる階段への動線を確保しました。

2020年 ヴィコ・マジストレッティ展

ヴィコ・マジストレッティ展1


2020年に開催された「ヴィコ・マジストレッティ展 生誕100周年記念」の展示会場です。戦後のデザイン大国イタリアを支えた故マジストレッティ氏の功績を讃える生誕100周年イベントの展示構成を担当しました。仕切り壁でブランドごとにゾーニングし、ヴィコ・マジストレッティ財団にて選定されたプロダクトを配置によって空間を演出しました。貴重な建築、家具、照明器具のスケッチや図面も公開され、来場者が熱心に鑑賞していてたのが印象的です。生前のインタビュー等を通して、デザイン誕生の背景やその人柄を偲ぶ内容でした。


ヴィコ・マジストレッティ展2


一階エグジビジョンホールを大型の仕切り壁2棟をハの字に設置し、ゾーニングしました。さらにブランドごとにセクションを設け、マジストレッティ代表作のソファを中心に配置し、展示構成しました。所定のプロダクトを組み合わせによって、使用シーンの想定し展示しました。

ショールームについて