ミラノ市内の比較的静かな場所にそのセレクトショップ【corso como】があります。
生命力みなぎるツタをはわせた石づくりの建物が見えてきたら、ゲートをくぐります。
その瞬間に静寂感に包まれた世界へと迷いこみます。
グリーンに囲まれたパティオ1階にはカフェスペースがあり、2階へと続く階段を上ります。
まずはインスタレーションを鑑賞。
その後、2階から見下ろすパティオの美しさを堪能。
それを取り囲む建物の洗練された佇まいは
「1日にしてならず」といった印象。
ショップ内に無造作に置かれたヴィヴィッドカラーの北欧チェアが空間のアクセントとなっています。
その配置も無造作なようで、ショップ内奥から見渡すと絶妙な位置にあることが分かります。
こういうところで本当の意味のセンスが問われるのでしょうね。
建築やインテリアをはじめファッションやプロダクトデザイン、グラフィックデザイン等の美術書がセンスよくセレクトされています。
まだまだ続く日本ブームか、日本に関する本も多数ありました。
店内も半数は日本人だったりします・・・。
英語の書籍も多くインテリアに関してはすでに所有している本も目立つ。
美術書は概して重いので、旅行者の私は見てるだけの状況でした。
音楽コーナーでは、corso comoオリジナルCDを購入。
大人の都会のオアシスをもとめて一度、行かれることをオススメいたします。