ミラノ名物のひとつがファサードの美しさと楽しさ。
道行く人はお店に来店せずともファサードだけを撮影していく人もしばしば。
さて、ここ「Fabriano(ファブリアーノ)」は1200年創業のイタリアの紙屋さん。老舗中の老舗の存在。
あのミケランジェロやラファエロ御用達と聞き、その重みに驚くばかり。
紙を知り尽くしたお店ならではのファサードを楽しみつつ、店に足を踏み入れると・・・。
スタイリッシュでかわいい店員さんが、とても丁寧に応対してくれました。
何せ私が興味を持つものはとても小さい・・・。
にも関わらず、小さなノートやレターセットについてひとつひとつイタリア語とカタコトの英語で必死にコンセプトを伝えようてしてくれます。
そう、ポケットサイズの小さなノートセットを購入しましたが、1点1点原材料が違うのです。
なので、見た目や手触り、厚みなども違っています。
同じホワイトでも素材により様々というのは分かりますよね。
この紙の「ホワイト」の違いを眺めるだけでも勉強になります。
万年筆向けやエンピツに最適など、使用感が違うのです。
画家たちが「紙」にこだわりを持つ理由が分かるような気がしてきます。
デザイナーとのコラボ「グリーティングカード」は繊細なカッティングや日本の透かし技術を取り入れたようなモノもあり、アート性が高い。
動物モチーフのデザインを前にしばし店員さんと
「ネコかわいい!」「ライオンもユニーク!」とはしゃぐ。
お値段も文具にしては・・・かなり良いお値段デス。
品質を考えると納得ですね☆
皆さまもぜひこのお店に来たら、紙をこよなく愛するCUTEな店員さんとのやりとりを楽しみつつ「紙」とご対面してはいかがでしょう?
ミラノサローネ会期中のミラノで活躍する渡辺麻衣子と田中康一さんのデザインオフィスM+K Designのイベントが行われていましたよ♪
日本でもファブリーアーノ社のノートを購入できるサイトを発見!