2000年代以降、日本の暮らしを彩ってきたのは北欧インテリアでした。ナチュラルでシンプル、安らぎを感じる空間は、バブル期の“ギラついたイタリア家具”への反動として広く受け入れられたのです。

いま、新たなインテリアの主流として注目されるのがホテルライク。混沌とした現代に求められるのは、非日常・ラグジュアリー・安らぎという三つの要素です。

北欧インテリアからホテルライクへ

北欧は「日常を整える」スタイルでしたが、現代に必要とされているのは「日常を高める」スタイル。豪華さ一辺倒ではなく、落ち着きをまとったラグジュアリーと深い安らぎを同時に感じさせる空間こそ、ホテルライクの魅力です。

イタリアとホテルライク

現在、イタリアインテリアは世界のホテル空間を支える存在です。ガラス・メタル・大理石・レザーといった上質な素材を扱う長い歴史と、職人の高い技術力によって培われた成熟した美意識が、そこに息づいています。

だからこそ、ホテルライクを語るときに欠かせないのがイタリアインテリア。ラグジュアリーな静けさを宿すその佇まいこそ、今の時代にふさわしいのです。

DONOが考えるホテルライク