2025/11/21 12:00
自宅で楽しむインテリアと、ゲストハウスやサロン、クリニック等のサービス空間でお客様が使うインテリアは、選び方の基準が大きく異なります。好みや価格だけでは判断できず、運営効率や費用対効果を踏まえた選定が必要です。私はこれまで20年以上、ビジネス用途の空間にインテリアを多数納品してきました。その実務経験から、サービス空間で失敗しないインテリアの選び方を分かりやすくまとめました。

統一感と耐久性を考慮しないインテリア選びの問題点
オーナーの個人的な好みで選ぶと、サービス空間のコンセプトとズレが生じやすくなります。アイテムを個別に購入すると、空間全体で見たときに統一感がなく、ちぐはぐな印象になります。さらにメンテナンス性や耐久性を考慮しないと、短期間での買い替えで、運営コストの増加につながります。その結果、役に立たないインテリアが増え、無駄な装飾になってしまいます。

サービス空間で“安価なトレンドインテリア”が不向きな理由
見栄えを重視したトレンド系のインテリアは、安価で導入しやすいため、多くのインテリアのプロが好んで提案します。ただし、その多くはトレンドの移り変わりが早く、長期間の使用を前提としていないデザインや素材が中心のため、実質的には消耗品です。結果として短期的な買い替えが必要となり、中長期では不経済です。さらに、宿泊施設やサロンなどのサービス空間では、お客様がじっくりと目にする場面が多く、インテリアの質のごまかしが効きません。

「お客様に選ばれる」サービス空間に必須なインテリア
これまでの納品実績から、お客様の第一印象を決めるのは、空間の中で最も大きな面積を占める「壁面」であることが分かっています。壁面には掛け時計やインテリアアートを取り入れることで、空間全体の印象を大きく整えることができます。さらに、テーブル・カウンター・棚にはアートフラワーやオブジェを組み合わせることで、統一感のあるトータルコーディネートが可能になります。最終的にホテルライクな空間に仕上がるには、上質で長持ちし、手入れがしやすい素材と飽きのこないタイムレスなデザインのインテリアアイテムが必須となります。

サービス空間に求められる、デザイン性と耐久性を兼ね備えた上質なインテリア
時間を忘れて過ごす「非日常空間」では、これまで、時計を置かないのが一般的でした。しかし、DONOが扱う掛け時計は、12針の表示のないアート性の高いデザインが中心で、壁を装飾するアイテムとして取り入れられます。アートほど主張が強くないため、サービス空間でも使いやすい装飾インテリアとして効果的です。
さらに、テーブルや棚に置くオブジェやアートフラワーは、空間のフォーカルポイントとして機能し、中心に据えることで、空間全体の印象が洗練されます。DONOでは、ひとつ置くだけで「絵」として成立するアイテムを厳選しており、複雑なアレンジやコーディネートを必要としません。お手入れが簡単で、耐久性のある素材を採用しているため、サービス空間の運営においても長期的に使用しやすい点が特徴です。

目の肥えたお客様を迎えるサービス空間では、トレンド性や小手先のコーディネートでは対応できません。見た目だけでなく、使用感やお手入れのしやすさ、長く使えるかどうかまで考慮したインテリアを選ぶことが重要です。DONOは不特定多数の方が訪れる、ホテル、クリニック、サロン等の厳しい環境の空間への納品実績に基づいて、インテリアを厳選して販売しています。空間づくりの検討時に、商品ラインナップも参考としてご覧いただければ幸いです。
